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PMS月経前症候群と抜毛症の関係 抜きたい時の対処法と改善法

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PMS(月経前症候群)は、最近ではCMや雑誌・メディアでも多く取り上げられるようになりましたね。

実は、抜毛症の私が「PMS(月経前症候群)」という症状を知ったのは3年ほど前でした。

今思うとなんで義務教育でやってくれなかったんだろうと恨めしく思っています。(今の中学校・高校ではやっているのかな?)もうちょっと早くPMSを知っていれば自分を責めずに済んだこともたくさんあったんだろうなぁというのが正直な感想です。

 

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PMS(月経前症候群)と抜毛症の関係

PMSと抜毛症には因果関係があるかないかと聞かれたら…

 

「大アリ」です。

 

20代前半、毎月訪れていた「絶望感」「人に当たり散らすほどのイライラ」など自分で制御できない情緒不安定が、当時の抜毛症の症状をエスカレートさせていることに気付き、自分は精神的にどこかおかしいのだろうか…と思い悩んだ結果、PMSという病名にたどり着き、抜毛症との関係性を知るきっかけになりました。

抜毛症とPMS月経前症候群の関係ストレスで動けない女の子

2年間半毎日付けていた「抜毛症手帳」から、生理前(私の場合は生理前5日間くらい)になると髪の毛を抜く本数が格段に多くなっていたことも分かりました。

精神状態に比例する抜毛症の症状を理解し、このままではヤバいと焦りを感じたことを覚えています。

 

PMS(月経前症候群)とは

PMS(月経前症候群)は、「Premenstrual Syndrome」という英語の略称です。
※Premenstrual→形容詞:月経前の~
※Syndrome→名詞:症候群

生理前の約二週間に感じる精神的な不安感、身体への不調の総称です。
生理が来た後は徐々に症状が弱まり、次第に消えていきます。多くの女性が生理前になんらかのPMS症状を抱えているとされており、その症状は約200種類あるとも言われています。

また、PMSを知らない人も多く存在し、月経前症候群という症状を知っていても自分の体調不良や情緒不安定がこれに分類されているという自覚症状を持っている人はまだ少ないのが現状です。

ナイーブな問題であり、まだまだ情報が少ないPMS(月経前症候群)ですが、自分の体のメカニズムを理解することで、対処法を考えたり気持ちを安定させることもできます。

 

精神的症状

イライラする 情緒不安定になる 攻撃的になる
無気力になる 集中力が落ちる 感情の我慢が出来ない
泣きたくなる 焦燥感を感じる 孤独を感じる

抜毛症とPMS月経前症候群の関係ストレスで泣いてしまう女の子

※正直に言うと、私は「攻撃的になる」「感情の我慢が出来ない」以外はほぼ毎日感じています(汗)生理前になるとひどい時は人や物にあたり散らすので、この期間はもう「PMSのせいだから」と理解して必要以上に自分や人も責めないように心掛けています。

身体的症状

疲れやすい 動悸息切れを感じる 腰痛
眠気が我慢出来ない 身体がむくむ 下腹部の張り
頭痛がひどい 食欲が旺盛になる 肌荒れ・ニキビ

※生理前は特に朝晩の眠気がひどいです。寝ても寝ても寝たりないのですが、生理がくると朝スッと起きれるのが不思議です。また生理直前の下腹部の張りや食欲増は今でも毎月悩まされています。ここに書き出したのはほんの一例なので、人によってはさらに様々な症状が感じられていると思います。

他にもこんな疾患がある

気をつけなければいけないことは、生理前もしくは日常的に感じているこれらの精神的・身体的症状が全てPMSによるものだとは言い切れないことです。

女性特有の疾患として、他にもこんなものがあります。

月経前不快気分障害(PMDD)

PMSの症状の中でも精神的症状がひどく表れてしまう、PMDD(月経前不快気分障害)は、「Premenstrual Dysphoric Disorder」という英語の略称です。
※Premenstrual→形容詞:月経前の~
※Dysphoric→形容詞:不快な~
※Disorder→名詞:無秩序・混乱

自分で感情の制御をすることが難しく、日常生活や社会活動に著しく深刻な影響を与えてしまう疾患です。専門家による診察・治療が必要とされており、国内の女性のおよそ1.2%がこのPMDDと言われています。

 

月経困難症

月経に伴って怒る病的な症状を総称して「月経困難症」と呼びます。
代表的な症状として、日常生活を送ることが困難な程の生理痛が挙げられますが、この他にも下腹痛、腰痛、腹部膨満感、嘔気、頭痛、食欲不振、憂うつなど様々な症状があります。生理は決して「痛くて当たり前」なものではないので、学校や会社へ通うことが困難な場合は、早めに専門家を受診することをおすすめします。

 

更年期障害

PMSの症状にも挙げられる、「イライラ」や「情緒不安定」などと似た症状が感じられますが、「更年期障害」は加齢に伴う卵巣の内分泌機能低下とエストロゲン濃度低下で、嘔気や食欲不振などの消化器症状、肩こり・発汗異常などがあるため、PMSとは異なった治療が必要になります。日本女性の多くが45歳から55歳頃に更年期障害にさしかかるとされていますが、出産経験の有無や個人差で前後する為、不安を感じた際は早めに専門施設を受診するようにしましょう。

 

どうしてPMSになるの?

女性ホルモンの影響

月経周期が28日の場合、排卵が起こるのは月経(生理)の始まる14日前とされています。
この排卵を境に変動する2つの女性ホルモンの増減が身体に影響を及ぼすことによりPMSを引き起こします。

抜毛症とPMS月経前症候群の関係女性ホルモンが影響

卵胞ホルモン(エストロゲン)が減る

生理前になると、この卵胞ホルモン(エストロゲン)が減ります。

身体への影響としては、

  • 自律神経が乱れる(情緒不安定・イライラ)
  • 骨・皮膚・脳の働きに悪影響を与える(関節痛・肌荒れ・眠気)

などが挙げられます。

黄体ホルモン(プロゲステロン)が増える

生理前になると、この黄体ホルモン(プロゲステロン)が増えます。

身体への影響としては、

  • 体に水分を保持する(むくみ)
  • 食欲を増進させる(食欲増)
  • 基礎体温を上げる(ほてり・動悸)

などが挙げられます。

これらの卵胞ホルモンや黄体ホルモンの他に、「セロトニン」や「インスリン」の増減によって様々な症状が引き起こされることから、女性のデリケートな身体にはたくさんのホルモンバランスが関係していると言えます。

 

ストレスが大きな原因

PMSの症状が重くなる原因として精神的ストレスが関係していると言われています。

ホルモンバランスが崩れているところに、人間関係のストレス・家庭でのストレス・会社でのストレス・恋愛でのストレス・環境変化によるストレスなどで、更に自分を追い込んでしまうことでPMSの症状を悪化させてしまいます。

果して今感じているイライラや情緒不安定、怒りや孤独などがストレスからくるものなのか、PMSからくるものなのか判断が出来ない状況は非常に苦しく、悪循環に陥ってしまった中で抜毛症の症状も悪化してしまうのは防ぎようがないように感じます。

 

PMSになった時の対処法

PMSを感じた時の対処法としては、基本的なライフスタイルの改善が一番大事になります。
不規則な生活や不摂生、ストレスをため込まないようにするなどの心がけが必要です。

食生活の改善

偏食やダイエットによる食生活の乱れは、健康やホルモンバランスにダイレクトに影響を及ぼします。PMS以外にも深刻な病気を引き起こす原因になるので、一度食生活を見直し、栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

ホルモンバランスの調整と食事改善野菜

※かつお、レバー、ナッツ類、海藻類などには、イライラや情緒不安定を和らげるビタミンB6、カルシウム、マグネシウムが多く含まれています。

摂取を控えるもの

アルコール・塩分・カフェインの過剰摂取は、ホルモンバランスに悪影響を及ぼし、イライラやむくみ、緊張感を増加させます。日頃から、これらの成分の摂取を最低限に抑えるように心がけましょう。

※コーヒー、紅茶、緑茶、栄養ドリンクなどにもカフェインが多く含まれています。

軽い運動をする

ウォーキングやジョギング、エアロビクス、サイクリング、水泳など、長時間継続して行う有酸素運動は、気分転換や身体のホルモンバランスを整えることに効果的とされており、PMSの症状緩和にも繋がります。

抜毛症の原因にもなるPMSを回避すべくランニングをする女の子

※簡単に取り組めるものとして、ストレッチやヨガ、散歩や深呼吸なども精神状態を整える運動としておすすめです。

 

PMSと抜毛症のまとめ

抜毛症を克服する上で目を逸らせない「精神的な安定」。これを毎月阻害しにやってくる「PMS」は抜毛症の敵であることは間違いありません。

ただ、女性ホルモンが密接に関係している以上、症状を全てなくすというのは難しいと思います。専門家に受診することで、PMS専用の薬を処方してもらうことも出来ますし、上記に書いたような対処法をとることで症状を改善させることが出来ます。

長期的に抜毛症の克服を目指している方は、ホルモンバランスの崩れにただ流されるだけではなく、今の症状と相談しながら心身ともにコントロールできるようになれるのがベストだと思います。

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